オルガンの歪み

おっさんバンド2の練習。

メンバーのリクエストに応えて、なおかつそこそこの音を出そうと思ったら、結局大規模なシステムにならざるを得ない訳なんだけど、現在の選曲から一番いい組み合わせをやっと完成させて持っていったら、予想通りセッティングだけで死ぬかと思った。だからオモチャキーボード一台で何とかすませようとしていたのに…('A`)

んで今回導入したのはヤフオクで落とした中古のSG-Rackという古いピアノ音源と、これ。

BOSSのロータリースピーカシミュレータRT-20

もちろんオルガン本体にも同じような機能が備わっているんだけど、歪ませようとすると問題が色々とあるわけで…

えぐい歪みはオルガン本体では用意されていないので、外付けのディストーション系を使うことになるんだが、歪みは後がけすると非常に不快な音になるので、必ずロータリースピーカシミュレータの前で起こさないといけない。だけどこれが殆どのキーボードで出来ないんだよ。HAMMONDのXKシリーズは、エフェクトループが装備されているので、ここはクリアできるんだけど、エフェクトループの後にエクスプレッションペダルが来るので、音量によって歪みが変化するサウンドが再現できない。よってオルガン(内蔵されている歪みやシミュレータはOFF)→ディストーション系→ロータリーシミュレータという面倒なことをしなくてはいけない。

RT-20にもオーバードライブは付いているんだけど、じわじわと歪ませることは出来ないし、歪みがイマイチ汚い。(歪みが汚いってのも変な話だけど)

つまりこういう音が中々出せないんだよなあ…

私のオルガンの音はジョンロードがルーツなので、この辺が譲れないんだけど、どのメーカーも歪みに関しては適当なんだよなあ…。

まあでも手持ちにディストーションでは思った音にならなかったので、しばらくはRT-20内蔵のオーバードライブでよしとしよう。

この音も出したいんだけどなあ…

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