時代かもしれないけどさ…

学校のビッグバンドの公演。今回は学内のホールで開催。ウチにはジャズコースがあるんだけど、それだけだとメンバーが足りないので、他の学科やら授業補助員やらゲストやらを入れて何とか形にしている状態。だから学校にあるビッグバンドクラブの発表会といった方が実情に近い。

前半は超スタンダードナンバーが続いたんだけど、これがまあ酷いw

普通の高校の吹奏楽部の方がまだマシじゃないかというレベル。いろんな要因はあるんだけど、一番大きいのは今の学生に合わせて、指導を緩くしてるからじゃないかと思う。もちろん指導のW先生が悪いわけではなく、現実的にそうせざるを得ないんだけど。

前にも書いたとおり、映画セッションの世界は完全なファンタジーなんだけど、それでも指導教員が現れる前には、全員が即演奏可能な状態でスタンバイしていて、指導教員が入室したら即起立、数秒後に音出しという緊張感のある練習は絶対に必要だと思う。

そういうのが嫌いな奴は、訳の分からんフリージャズで遊んでいればいい訳で、ビッグバンドというのは個々の技量より全体の一体感なんだよ。

だからそれに近いことがまだ出来ている普通の高校の吹奏楽部のほうがまだマシなわけで…

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