屋と家

結局予想通りウナギイヌ圧勝。個人的には小者界の大物というだけで、あまり評価できないんだけど、これだけ集まるからには何かいいところがあるんだろうな。まあ政治屋さんの話は分からん。

ところで、政治家を政治屋と呼ぶと、ワンランク落ちた蔑称というイメージになるんだけど、そもそも政治屋を政治家と呼ぶようになった起源がわからん。

何かを極めた人という意味の家、例えば芸術家とか武道家などは、流派があり、その家元という考えで行けば、家を付けるのも納得感がある。

それに対して政治屋は派閥はあるものの、同じ道を極めるわけではないので、ひょっとしてそもそもが蔑称だったんじゃないかと思ったりする。家をつけて大きな態度を揶揄、いわゆる「政治家のセンセイ」みたいな腫れ物扱いからじゃないかと。

まあ調べるほど興味もないので考えただけなんだけど。

話は変わるけど最近ジェンダーおばさんが、「家内という言葉を女性を家の中に閉じ込めて奴隷のように扱った時代の言葉を使うな!とか言ってるけど、家そのものに既婚女性という意味があるし、「家刀自」(いえとじ)なんていうかなりの尊称がああることも知らないんだろうなと思う。

あと農林水産業の中で、農業だけ農家っていうのも不思議。漁家とか水産家なんて言わないし、林家なんてペーとかの方しか思い浮かばない。これはおそらく漁業林業が主にとーちゃんが頑張って仕事するのに対して、農業は一家総出になるからなんだろうな。