邪悪なリスト
昔は大学受験を控えた家庭は朝日新聞を取らないとみたいな風潮があったな。天声人語からの出題も多かったし、それなりのクオリティを保っていたのは確かだと思う。
思想や偏向に関しては味噌県の人間はもっとエグい中日新聞で鍛えてあるので、そんなもんでしょとしか思わないんだけど、文章が下手になってきているのは確かじゃないかな。
購読料をアマプラとかHuluとか比較してぼったくりだと叫ぶキッズは問題外だし、ほとんど完成後のコンテンツを扱うのと違って一次ソースを受け持つプロフェッショナルは絶対に必要なわけで、なくならないし、なくなってはいけないものだとは思う。
ただこれもよく言われるんだけど、「ソースのみを客観的に出せ」というのも実は受け手側にも厳しいのではと思う。なんせいちいち調べないと情報として利用出来ないわけだから、結局誰かがまとめないといけないわけで、そういう人が居たとしてもそこでまたバイアスはかかる。
なかなか難しい問題だけど、どちらにせよ現状を変えないと先はないよなー。
まず「ジャーナリスト」という言葉がポジティブな意味になるようにしないとなー。現状では一部を除き「人の心のない、頭おかしい人達」っていう意味だからな…。
