小学校の頃、「やーい、マイクスタンド〜」っていじられてたのかなあ?

明日にブルーノートでMike Stern / Bill Evans Band featuring Darryl Jones and Simon Phillipsのライブがあるんだけど、その公開リハーサルを打ちの学校でやることに。簡単にいえば、ドラムをイチからチューニングしてそれからリハーサルをしたいから、前日からリハをやらせてくれとバンド側がいってきたんだが、ブルーノート側は知らんがな('A`)状態だったらしく、ドラムのK氏のつてで、じゃあウチの学校で場所を提供する代わりに、学生達に見学させてくれというバーターが成立したという次第。

まずは朝10時にサイモンフィリップス到着。この人のポリシーは常に同じセットを使う事。例え叩かない太鼓があったとしても、ドラムセット全体のサウンドには影響するという考えらしい。なので、ジャズであろうが小さいハコであろうが、容赦なく2バスフルセットを持ち込む、迷わ…職人肌の人なんである。

一つ一つの作業はよどみないものの、なんせ手数が多い。取りあえずセットが組み上がったのが13時すぎ。3時間以上楽しそうにセットを組んでいた。毎日ドラムに触る生活を40年以上続けているのに、まだ飽きないんだな、

セットされていないけど、これに16と18のフロアタムが置かれて、8タム4オクタパン1ゴング3スネアのセット。

ここまで細かいんだから、凄く神経質な人かと思ったら、もの凄くフレンドリーな人でちょっと驚き。もっと驚いたのは、日本人のような体格と足の短さ。でっかいセットをどかどか叩いているイメージがあったから、勝手に大男のイメージを持っていただけなんだけど。

私の方がちょっとでかかったりする。(腹じゃねーぞ)でもカッチョイイおっさんだよなー。

その後チューニングなどをまったりしながら6時頃メンバー集合。サックス(&キーボード&ボーカル)のビル・エバンスだけフライトの都合で遅れたけど、なんとか集合して音出し。

まあ正直めっちゃ面白い音楽でもないんだけど、世界レベルのプレーヤの生音を近くで聴くなんて中々の贅沢だわ。

メンバーもみんなフレンドリーで、雑談にも気さくに応じてくれた。

ベースのダリルジョーンズは、真っ黒系の黒人なのに、真っ黒な衣装着てサングラスかけると、もう殆ど影w

「(今日は)テクニカルなフレーズが多いけど、5弦ベースは使わないの?」と、どうでもいい質問をしたら、「いや−、5弦でもいいんだけど1弦増えるとギャラも増額になるからね。」とナイスジョークをかましてくれたw

ところでずっと思っていたんだが、なんか「なすD」に似ているんであるw

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