ねンだわ

ネットではなんか定着した感のある「~ンだわ。」って表現。 小室圭のときに生まれた表現で、おそらく初出はこの書き込み。

眞子「アンっ...ひゃっ...///」

圭「...」パンパンパンパン!

眞子「そこっ...!イイッ///」

圭「」ピタッ!

眞子「...え?...」

圭「眞子...俺今月金ねンだわ」

眞子「で、でも...これは国のお金で...」


圭「フーン」ヌポポ

眞子「ッ!...いやッ!辞めないで!」

圭「...じゃあ分かるよな?」

眞子「...」フルフルつ50000円

圭「...」グワシャ

圭「愛してるよ...眞子」チュッ

眞子「?」

圭「っしゃ!スパート掛けるぞオラッ!」パンパンパンパンパンパン

眞子「アッアッアッアッ....いやああああ!!!!!///?」

これが現実

見返すとひでぇな。時代が時代なら投獄されても文句が言えないw

ただこの「ンだわ」のネタ元については、多くが「闇金ウシジマくん」と書いているんだけど、「ねンだわ」そのものの台詞はない。

これは文字省略の「ン」ではあるんだけど、「る」という子音を含んだ音の省略で、これはあんまり新しくないというか、「やるんだよ」を「やンだよ」というのと一緒で、他にも多くの例があると思う。

「ン」で有名なのは先日お亡くなりになった小池一夫御大なんだが、この人はひらがなの「ん」を「ン」に書き換えるだけで、文字面のインパクトはあるんだけど、発音すると分からないパターン。

他では、「○ん」を「ン」にするのもあるけど、これは情報量が減りすぎて通じにくい。

例えば「なんだよ」を「ンだよ」にするパターンだけど、「死んだよ」でも同じ音になってしまう。

こう考えていくと、「ねンだわ」の完成度はすごく高い。構造的には「ね」と同じ母音の「え」を省略しているんだけど、同じような構造の言葉「吸うんだわ」とか「凍んだわ」を略してみても「すンだわ」「こンだわ」となって意味が通じない。

さらに子音が「え」で意味の通じる組み合わせが他にない。一応「けえ」が帰る、「へえ」が入るのなまった形で使うけど、「けンだわ」「へンだわ」では意味がぶっ飛ぶのに、無いのなまった形の「ねぇ」だけが意味が通じてしまう。

「ねンだわ」恐るべし。

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