Aging Gracefully

英語表現で、Aging Gracefully っていうのがあって、「品良く年を重ねた人」とか「時間が経って味わい深くなった建物」などに使う言葉。私も好きな表現だ。

ところが最近朝日新聞が耳障りのいい言葉として、ババア相手の商売で使い始めて一気に手垢の付いた表現になってしまって悲しいのである。

Aging Gracefully

「わたしらしく輝く」とか殺意しかわかないわw

言葉では色々言ってるけど、年齢相応に(化粧して)美しくいましょうってのが基本にある。でもGracefullyってアメージンググレースの「Grace」で、内面から出る美しさのこと。内面の美しい女性が白い衣装でマスゲームなんかしねぇよ。外見の輝きはなくなったかもしれないけど、内面を素敵にしながら朽ちていきましょうってのが本来の意味だよ。

ちな「female aging gracefully」で画像検索してみたら、若干コスメ系の画像はあるものの、ほとんどが「いい感じに年を取ったよね〜」という女性の写真。Aging Gracefully というなら、45歳なんて若造連れてこずに、もっとおばあちゃん連れてこなきゃ。

んでとあるサイトに出ていた広告。

適当な耳障りの言い言葉並べるからこんなことになるんだよなあ。エイジングするのかアンチエイジングするのかどっちだよw


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