千葉に泊まったマイク娘と秋葉原で合流して、おマイクの館(NHK放送博物館)へGoしたんだが、途中で道に迷う田舎者。
迷ったついでに、「東京と言ったら富士そばだよね。」(後に東京人を激怒させることとなる台詞)ということで、マイク娘を本屋へ押し込んで、コロッケそば。
まあこんなもんだろう。べつに期待はしていない。
仕切り直してなんとかたどり着く。
ここは東京登山の名所、愛宕山(標高25.7m)に建てられているので、道路にエレベータがある。エレベータからは愛宕神社の出世の石段が見えると同乗したおじちゃんが教えてくれたんだが、出世とは縁のない人生なので見るにとどめておく。(体力的に無理)
NHKの前身、東京放送局(JOAK)がここに放送局を置いたのが1925年。まだ平屋が多い当時なら、ここにアンテナ立てれば十分だったんだろう。
現在では山を取り囲むように高層ビルが建っているので、山の上の建物にもかかわらず埋もれてしまっている。
まるでリトルグレイ状態w
んでまあ中に入ると、ロビーでおマイクたちがお出迎え。
これはレアなワイヤレコーダ(針金に録音する機械)ウエブスターシカゴ 80-1(展示にはウェブスターとしか書いてなかったけど、シカゴまで入れて社名で、後にWebcorをブランド名にする)
解説動画はここにあるんだけど、電子部はかなりのサーカス配線だなw
ロゴがかっこいい。
こちらはソニーのテープレコーダ
まだ品川の町工場「東京通信工業」の時代のもの。
この調子で書いていくとえらいことになるので、まあ昭和な人には楽しめる場所だとだけ書いておきますw
そういば東京のエレベータって、角に非常用ボックスが置いてあることが多いんだけど、条例なんだろうか。名古屋じゃ見ないんだよなあ…
見学を終え、愛宕隧道を抜ける。
このトンネルも、道路に対して角度が付いている珍しいものだそうだ。
地下鉄に乗って次の目的地岡本太郎記念館へ。
触れはしないものの、写真撮影は自由な緩い感じなんだけど、いかんせん展示が少ない。
アトリエの奥に立ててあるキャンバスとか見たいのに。(たいしたもの描いてないのかもしれないけど)
でも庭を覗いているフチ子さん状態の太陽の塔はかわいい。
「まあ東京・青山の一等地にこの大きさの自宅があるような家庭じゃなけりゃ、芸術家なんかなれないよなあ…」とか黒いことを思いながら移動。
次の目的地はIta Cafe。もちろんイタリアンのほうじゃなくて痛いほう。
簡単に言えばガルパンのカチューシャで有名なロシア人のレイヤーさんに会える店w
料理・店内以外の写真撮影はNGだそうなので、たぶん一番有名な写真
あくまでコスプレカフェではなくて、ロシアンカフェらしいので、まあちゃんと料理は出てくる。
木製のビアジョッキがいい味出している。真っ赤っかのボルシチと相まって、なんかダンジョン近くの酒場風味。
パプリカの肉詰めも旨かったよ。
ただ店の居抜き&スケルトン感と、盛り付けなどの素人っぽさが文化祭の出店的。まじめなロシアンカフェをやるなら、料理にしろ、内装にしろ、経営にしろプロの手が必要だろうなとは思った。
あと日本のビザが欲しいからと言うのがメインの理由らしいんだが、現在のステータスはどうなってるんだろうと余計な心配をしてみたりする。
まあかわいいは正義だからOK。
その後秋葉原に戻り、パーツセンターなどを冷やかしてからマイク娘と別行動。
ヤツは今から横浜まで行って、独りクルーズらしい。優秀なヤツだw
こちらは東京原住民組と合流。
待ち合わせ場所の近くで「そういえば、ここも東京の名所だぞ」と言われて記念撮影。
別に「ここが有名な写真に撮ると、底辺が小さい台形に見える通風口」って訳ではなく、過去に銀座線に仮駅として2年間ほどだけ存在した「万世橋駅」への通路となっている部分らしい。
プラタモリでもやってたらしいんだけど、テレビないからわからないw
てなことをうだうだ話しているうちに、飯でも食うかという話になって、一度も行ったことがなかったので、肉の万世へログイン。
料理が来るまでにお二人からお土産をいただく。
…いや、悪いっすよ、俺なんも持ってきてないし。
という心遣いは不要な二人。まるこは、「おいしい漬け物屋さん」の「一番重そうな」もの2つ。ゲソさんは、「ちゃんとした電化製品」だけど「使い道がなく、かつサイコロ状のかさばる外観」のLEDライト。
人を苦笑させるためにそこそこ高価なものを買ってくる君たちは貴族かな?
LEDライト箱を開けてみたらリモコン登場。右側にある黒い4つのボタンに文字が書いてあるんだけど読めねぇ…
…てかテイクオフって何だよ。離陸するのかよ!
(あー、つかぽんの…という名古屋音響ボケは不要です)
そのうち運ばれてくるハンバーーーーァグ
ガーリックバターにしろ、巻いてあるベーコンにしろ、牛肉がぱさぱさで食えたもんじゃない時代の名残だよなと思いつつも、これはこれで旨いのである。
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