音引き

基本理系を気取りたい私は、人や物を表すerやorに長音を付けないのを基本としている。スピーカ・ミキサ・チャレンジャ・コンピュータ・プロセッサ・モニタ・ユーザなど。

元々JIS(日本工業規格)の「Z8301」で制定された約束事で、3文字以上の言葉の最後につく長音はあ基本的に省略するというもの。昔はデータ量を減らすことが正義だったので、一文字減らすだけでも大きくデータ量に変化が出た。ガラケー時代にカタカナだけ半角になっていたのも同じ理由。

ただ2019年にJISが日和って、内閣告示による表記を基準とすると方向転換したので、現在ではどちらも間違いではないものの、長音があってもなくても良い場合は付けるのが主流になっている。

まあだから私は老害の書き方をしている訳で、ぼちぼち直そうかなと思っているものの、なかなかクセが抜けなくて、文章の中で混在したりしているのが現状だ。

自身のポリシーに従うならラバーは、ゴムの意味では綴りが違うから長音引くけど、Loverは「ラバ」か「ラヴァ」と書くべきなんだよな。なんかこれだけ違う気がして、自分の中で例外になっている。

逆に長音引くとかえって通じなさそうなのが「スリッパ」だな。