下呂からの旅行

今日の午後から旅行。

元々は下呂の高校にガイダンスに行く予定が出来たので、温泉でも浸かってくるか〜とか思ったんだけど、デブ障、もとい出不精の私でも、下呂は何度か行っているし、滞在してもあまり面白そうじゃない。

かといって高山も食傷気味だし、金沢もそれほどじゃないよな…と思ってたんだが、まあ立てた計画に乞うご期待w

まずは早起きして下呂の高校まで。

昔なら41号線をひたすら走るか、東名→中央道で中津川で降りて、256→257号線のルートしかなかったんだが、最近(でもないけど)では東海北陸自動車道が、全線2車線開通しているので、比較的楽に行けるよな。

ということで美並インターを降りて、256号線に乗り換えたんだがここでカーナビの到着予定時刻が集合時間のギリギリなのに気づく。

え?何で??ググマの所要時間が2時間弱だったから、3時間前に出発してるし、何ならちょっとマキで経過していると思っていたのに…。

運転中は気ばかり焦って理由も分からなかったんだけど、理由は2つあった。

一つはググマであまり長距離の検索をしないこともあって気づかなかったんだけど、どうも所要時間を早めに表示する癖があるみたい。試しにあとで検索してみたら、41号経由の下道オンリーコースで2時間ちょうどだった。考えてみれば下呂まで下道で2時間とかあり得ない。

もう一つはカーナビのデータが古くて、4年前に一部開通した濃飛横断自動車道が入っておらず、遠回りのルート選択をしていたからだった。ここで25分ほど時間が追加されていた。

なんでスマホのナビ使わないの?バカなの?とか言われそうだけど、老眼には辛い 山の中だとGPSデータだけだと結構不安で、車軸パルス受信している車載ナビの方が安心感があるかなと思ってたのよ。

ところでこの地元の期待を背負って部分開通したはずの濃飛横断自動車道だけどさ、メインである5キロ近くあるささゆりトンネルで、前方・後方はおろか、対向車すら一台も走っていなかったんだけど、大丈夫なのかこれ。しかも無料って…。(有難いけどさ)

ということで後は順調に予定時間の小一時間前には到着。車が全然いないので普通に走っていたらかなり早く着くんだよね。不思議だ、時間軸でも曲がっていたのかな。(すっとぼけ)

と言うことで1時間ほどのセミナーをこなして、進路主任に挨拶して出発したら12時半。ここから俺様の休日だ。早速高山に向かうぜ。

41号線を走っていたら、右側になんか撫子がヘビぬっ殺していそうな神社

を発見したので、Uターンで戻って参拝。いや、信心深い訳じゃなくて、デジイチ買ったから無駄に写真撮りたいお年頃じゃん?神社ってフォトジェニックじゃん?

残念ながら撫子はいなかったし、ここはお美津神社と言うらしい。ヘビではなくてキツネ様だ。

そして41号に戻って高山に到着。遅いお昼に入ったのは、高山ラーメン発祥の店と言われている「まさご」。火事があって改築したようで、ぱっと見は何の変哲もないお店。

おなか空いていたので大盛りを注文。

うん、旨いけど平打ち細麺のせいか、チキンラーメンの味がたまにする。あまり派手な味じゃないので、これだけを食べに来るとちょっと肩すかしかもな…。逆にチキンラーメンがそれだけよくできていることの証明かも。

コインパに車を止めてまずは目的地の飛騨高山レトロミュージアムへ。

レトロミュージアムと言えば岐阜の方(高山も岐阜県だけど)なんだろうし、そっちもまだ行ったことはないんだけど、高山の古い町並みは食傷気味なのでこちらをメインの目的地に設定してみた。

入ってみると昭和好きの私もそれほど魅了されない内容。

何でなのか考えてみたんだけど、レトロだけのくくりなので時代がごっちゃまぜ過ぎるんだよな。展示小物も触れるようになっている(それはそれでいいことなんだけど)から、なんか雑多に適当に置いただけで、見せよう、魅せようという感覚があんまりないんだよなあ。

パチンココーナーもなんかイマイチな機種選定の上、メンテが全然されていないので、玉詰まりがそのまま放置されていたりするし、どの当たり穴に入ろうがハズレ穴に入ろうがそのまま戻ってくるだけなので、大当たりの爽快感もないし。

あんまり長く持たない気がするわ。ここ。

そんな中ちょっと懐かしかったのがこれ。

あー、眼医者に飾ってあったわ、怖くてトラウマになったわ。トラコーマなんて、先進国じゃさっぱり聞かないから、日本がまだ貧しかった時代なんだよなあ…。

意外とみるところがなかったし、パチンコも飽きたのでいつもの定番スポット巡り。

しかし、この天狗中央精肉店は、いつ観ても明治村みがあるよねぇ。

車に戻るとまだ16時過ぎ。20時頃金沢に着く予定だったので、まあどうせ込んでないし楽勝でしょうと思い、高速に乗らず41号をのんびりと北上。

途中トイレ休憩で寄った道の駅「アルプ飛騨古川」(“ス”はどこへ行った?)でも、川辺まで行って綺麗でも何でもない写真を撮るお年頃。

道の駅って昔に比べてものすごく数が増えたけど、結局大きい駐車場付きのトイレってだけの所多いよな。平日とは言え、17時の時点でトイレ以外レストランも売店も開いていないのって道の駅名乗る資格あるのかと思う。

さらに1時間ほど車を走らせると、神岡に到着。カドミウムとかイタイイタイ病とか分かる人は、それこそ昭和レトロな人だと思うんだが、それよりここは確か現地の人しか知らない幻のスーパーがあるはず。

まあどっちにしろ時間が時間なのでスルーするしかないんだが、神岡鉱山の工場群は、日没直後のこの時間に見ると、スチパン感というか、ジブリ感というか、とにかく半端なくかっこいい。

いくらデジイチ持ってても、腕がないのでしょぼく見えてしまうけど、本当にリアルに見ると非現実的な画で神秘的なのだよ。

うっかり近くまで行って工場萌えしてしまったわ。

その後順調に下道を抜けて富山に着いたんだけど、この時点で19時を回っていた。金沢に抜けて回転寿司に行ってから旅館にチェックインのつもりだったんだけど、とりあえずチェックインを急がないとと思って、富山から北陸道で金沢森本まで行ってから北上。旅館にチェックイン。

ネットで見つけた安宿なんだけど、一応温泉付きの旅館。明日が曇り時々雨の予報であさってから晴れるみたいだったので、思い切って2泊することに。安宿とは言え、温泉旅館に連泊するという人生の目標は叶った。小説でも書こうかしらん。

縁側に障子と椅子がないのが残念だけれど、まあしゃーない。

さてチェックインしたものの、20時でまだメシを食っていない。安宿と言うこともあって、あらかじめ言っておかないと23時以降は入れないそうなので、近場で適当に探すかと、もう一度車に乗って教えてもらった方向に(一度迷って)走って行ったら、回転寿司店発見。

とりあえず1000円のセット頼んで、適当に追加したんだけど、閉店1時間以上前なのに客が私一人しかいない。

まあ正直不味かったのでさもありなん。この店だけの話なのか、チェーン店の問題なのかは知らないけど、二度と行かないレベル。

2000円ほどお布施して帰りにコンビによって旅館にてビール飲みながら提督業の残りをこなす。

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