ハッカ油

始めてアパートで毎日過ごす夏。日当たりのいい場所にあるわけでもないし、二階なので、スタジオの時みたいにエアコン内と死ぬってほど暑くはならない。んでなるべく窓を開けて扇風機だけで乗り切っているんだが、やっぱり湿度が高いのでちょっとしんどい。

そこで昭和人間のアイデアでハッカ油を買ってくる事を思いつく。小さいスプレーに水を入れて、そこにハッカ油を数滴たらせば避暑スプレーのできあがりだ。

早速近くの薬局へ。

わい    「あの、ハッカ油ありますか?」

おねえさん 「発火湯??? 漢方かなんかですか?」

わい    「いや、あの、ミントオイルって事です。」

おねえさん 「あー、すみません。うちではありませんねー。」

…ふむ。割と当たり前にあるのかと思っていたのに…。

仕方なくちょっと歩いてオスギへ。

わい    「あの、ハッカ油ありますか?」

おねえさん 「ハッカーユ? どういったものですか?」

わい    「いや、あの、ミントオイルって事です。」

おねいさん 「少々お待ちください。」

といって、バックヤードへ。おそらく「なんか変な客来た。」とか言われてるんだろう。てかなんで何回も「ハッカ油、ア、ミントオイル ノコト デース。」って言わされてるんだろう…

しばし待つとおばさん店員(ふりがなはラスボス)がやってきて、「こちらになりますが、このサイズのものしか無いですね−。」と案内してくれた。よかったハッカ油は都市伝説じゃなかった つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

やっぱり昭和の人でないと通じないのか。

都合良く小さいボトルだったので、かってきて早速スプレー作成。なんか思ってたほどの効き目はないんだが、まあ熱が奪われて涼しいのは確か。

 

難点は部屋中、あさくまキャンディーの臭いになる事だな…

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