苦行
最後の一行に深くシンパシー
192 名前:彼氏いない歴774年[sage]
投稿日:2011/05/28(土) 19:23:48.02 id:UKgxf9X5
先日…天気のいい日に、普通に道を歩いてたんです…
道には私以外にもチラホラと通行人が居たのです…
少し前を男子高校生が一人、歩いてたんです…
男子高校生はゆっくりと歩いてて…
チラっチラっと後ろを振り返っていて…
少し歩いていきなりガバっと振り返り、
私の斜め前あたりを歩いていた女子高生に
男子高生「いっ、一緒に帰らん?!」
女子高生「えっ……う…うんっ!」
男子高生「ありがとう、あー、急にごめんな、
断られたらどうしようってマジビビってて」
女子高生「うぅん、びっくりしたけど嬉しいよ。
一人で帰るのってなんか寂しいよね」
男子高生「またこんな風に帰る時間合ったら
一緒に帰っていい?」
女子高生「うん、一緒になって、で時間あったら、
暑い日とかアイス食べにいこっか」
男子高生「……!いいな!あ!今日時間ある?!
暑いし!!!」
女子高生「(鈴を転がすような笑い声)あるよ!
いこっか!」
男子高生「いこ!いこ!!!」
うららかな午後で…男子高生は普通に爽やかな感じの背の高い男の子
女子高生はチラっと斜め見だけどストレートの黒髪がふわっと靡く
石鹸の匂いしそうな可愛い子
歩いているだけでこんな苦行が降りかかって来るとは思っても見ませんでした…