いきステの、いくスエ

いきなりステーキが笹島にあるんだけど、平日の昼1時過ぎにのぞいても、未だに小さな行列ができる程度には人が入っている。ネットでもよく記事になるんだけど、絶好調!っていうマンセー記事もあれば、その逆の記事もあって、正直調子がいいのか悪いのか解らない。(まあ解る必要もないんだけど)

んで「いきなり!ステーキ」の米国進出、快進撃の裏に透ける悪戦苦闘って記事。タイトル通りネガティブ面を出した側の記事なんだけど、元NYC住みとしてちょっと気になったので調べてみた。

まずメニュー見てみるとディナーもランチもそう安い感じはしない。ランチなんか、ペッパーランチで700円のメニューが$13-と倍の値段。ステーキはこれで値下げしたんだから、記事にあるように値頃感を生命線にしている感じは全くしない。アンガス牛メインだから和牛を売りにしているわけでもないし。

というか、わたしが住んでいた頃、既にこの手のファストフードステーキ店は既に下火だった。住んでいたところの近くにあったのが「Flaming Embers」というチェーン店で、その名の通り、バーベキューグリルで炎を上げながら、ステーキやチキンを焼いていた。味はまあ推して知るべし。んで10年以上前に撤退している。

そしてわりと一等地に数軒あったのが「Tad's Steaks」現在でも1軒だけ50丁目で営業している。(カリフォルニアにある方が本体みたい)こっちは割と日本人でも食える味で、住んでいた頃はたまに行っていたんだけど、こっちの方がいきなりステーキよりコスパはよさげ。しかもセルフなのでチップ不要。

店構えも古き良き時代感がいい。

結構人気もあったと思うんだが、この現地のチェーン店でも撤退が続いていると言うことは、家賃の異常なマンハッタンで低価格店は、テイクアウト型しか生き残れないってことなんだと思う。

んでいきなりステーキの店舗情報見てみると、びっくりするくらい一等地が多い。こんな所に短期間で10店舗出すってのはどう考えても異常。

 

んでつまらない結論なんだけど、これ「想い出出店」&「資金調達」ですね。

3年くらいでたたむつもりだと思う。飲食店の経営者ってあんまり細く長くって発想がないから、傾いたらとっとと違う店出して、当たったら同じことやり続けるイメージだわ。

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