コンドマニア

ニューヨークにコンドマニアというコンドーム専門店があって、住んでいた当時ちょっと変わった土産物屋として、観光に来た友人なんかをよく連れて行っていた。(隙あ自)

当時の映画 The Naked Gun(裸の銃を持つ男)で使われていた全身コンドームも売っていたし…w

んで、ふと思い出してそういえばまだあるのかなと思ったら、2007年に閉店していた。(ほぼ10年前にもかかわらず、2007年って最近じゃんと思ってしまったのは内緒だぞ。)

なんとなくチェーン店なのかなと思っていたんだけど、意外とこのニューヨーク店が本家だった。まあ住所の351 Bleecker St(ブリッカーストリートと西10丁目のあたり)というだけで、分かる人にはバレバレなんだが、当時のウエストビレッジのこの辺りはゲイの一大ハッテン場。一本南のクリストファー通りは「ゲイストリート」と呼ばれていた。(実際の地名で近くに「ゲイストリート」というのがあるんだけど、これは単純に人の名前でいわゆるLGBTとは無関係。)

エストビレッジってヨーロッパの影響を強く残したこじゃれた街並みだし、(ゲイがやっているので)センスの良い店が多く、観光客もよく訪れるスポット。

こんなん見せられたら、そら行きたくなりますわ。 Photo by Julia Robb

でも当時のバイブル「地球の歩き方」にはもちろんハッテン場なんて情報は載っていなかったので、間違えて入ったカフェで、ガチムチのゲイに色目使われて涙目になっている日本人はよく見たw (ゲイは基本的に平和主義なので、トラブルにはならないんだけど…)

というわけで、避妊というよりはエイズ防止の意味合いが強かったんだろうけど、それをエンタメ化してしまうところがアメちゃんのいいところだな。LAにあった店舗も閉めて、現在ではウェブショップのみの展開みたいだ。

そして何故か日本では店舗がまだちゃんと残っていたりする不思議。売っているものがかなり違うから、おそらく名前貸しのフランチャイズみたいなものなのかな?そのうちセブンイレブンみたいに日本が本家っぽくなるんだろうか…

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