オーストラリア館

万博と言えば大阪万博世代の私にとって、四日市にあるオーストラリア記念館は近いし貴重なスポットだったのだけど、しばらく行かない間に去年解体となっていた。

読み直してみたら一年前の日記に行かなきゃって書いてあったのに…('A`)

キワモノ揃いのパビリオンの中でも堂々たる存在感のあったオーストラリア館。

恐竜っぽいイメージだったんだけど、モチーフは葛飾北斎の神奈川沖浪裏らしい

その後時の首相から「オーストラリアパビリオンを万博終了後、三重県に譲りたい」とありがた迷惑な申し出があり、てんやわんやの末埋め立て地に移設となったもの。

愛・地球博で一度改装が入っているし、造形も美しいので倒壊などの事故がなければずっとそのままあると信じていたんだが、いつの間にか去年の夏解体済み。

ググマの写真がちょうど解体中で泣ける…。

しかし解せないのは

四日市市は2013年6月18日の四日市市議会産業生活常任委員会の場で、引き取った場合に耐震補強や老朽対策費が約1億3860万円(財団法人日本万国博オーストラリア記念館の残余財産は1億1000万円)かかり、さらに施設維持費が年間300万円かかることから難色を示したが、委員から施設の希少性を理由に反対意見があり、結論は先送りされた。同年7月2日、四日市市長の田中俊行は存続が厳しいことを改めて表明、跡地に記念碑(中日新聞2013年7月17日朝刊によれば『レプリカ』)を建てる方針を示した。(wikiより

2860万+年間300万が払えないという理屈。四日市市の予算は約2500億円とかなり大きいから、本気になれば市の施設に改装するなどいくらでも方法はあったはずなのに、さっさと解体してテニスコートにするという暴挙。まあ色々と大人の事情があったんだろう。残念だけど…

どうでもいいけど現市長の田中俊行はヅラ疑惑が絶えないw

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