ミスリード

遠くでリア充どもが集う花火大会の音を聴きながら、飛龍さんを改二にする簡単なお仕事。

流石しばふ。中破画の露出が最小限だ。

 

んでこっから有名人が語ると炎上するような話題w

70年前の今日はノルマンディ上陸作戦開始の日。いわゆる「Dデイ」だな。

んで、こんな記事を見つけた。フランスが忘れない虐殺の記憶

史実は当事者じゃないと分からないし、やる側とやられる側で受け取り方が違うのは当然としても、微妙に小細工してくる記事って本当にいや。

生存者がいるのに「ナチス親衛隊に皆殺しされた村」って書いたり、

「こうした場所は罪もない人々の人生を破壊する戦争の恐ろしさと愚かしさを、今も世界に訴え続けている。」

と戦争そのものの悲惨さを伝えているように最後に結んであるが、前半で

シャルル・ド・ゴールは、ナチスの蛮行を後世に伝えるため、破壊された村を再建しないことを決めた。」

って言っちゃってるし。原文がそうなのかと思って検索してみたら、

When Charles de Gaulle, then leader of the interim government, arrived to pay his respects the following March, he was so horrified by what had taken place that he ordered the village abandoned.

って「ナチスドイツの蛮行を後世に伝えるため」なんて書いていない。(まあ現在その場所にある石碑には書かれているんだが…)その原文も「an armed Waffen SS」って牛の牛肉やってるから、(直訳すると“武装武装親衛隊”)まともに取り合うような記事じゃないのかもしれない。

あと親衛隊という言葉が、いかにも偏狭な思想を持った狂人軍団というイメージを作りやすいんだろうが、設立当初はヒットラーの護衛が目的だから「親衛隊」というのもしっくりくるんだが、ノルマンディの頃なんか、国防軍との兼ね合いや人員不足で、外国人(イスラム圏やフランス人さえ含む)が半数以上の単なる兵隊。そりゃ「ドイツ軍により」と書くより「ナチス親衛隊により」にした方が禍々しくなるわな。

おそらくずっとこんな感じに文句が言いにくい程度に改編した文章を、真実として読まされて来たんだろうなあ…。