責任と無責任の狭間

まあ世間一般の勤め人の方々に比べればお気軽家業の専門の先生なわけだが、最近ちょっと悩み中。いや、仕事自体は楽しいんだけどね。

言い方は悪いけどお客さんである学生にいかに満足していただけるかというベクトルで考えたときに、やはり簡単に面白くという授業にしないと続かない。点と点だった知識が結びついた時の快感をなるべく味わってもらおうと、かなり自分の経験からはスローペースでやってきたつもりだったんだが、最近それでもまだついてこないことが何となくわかってきて凹む。いったいどこまでレベルを下げればいいんだろうと思う。

音響屋さんから見たら信じにくいかもしれないけど、音響のクラスの2年でコンプレッサやエキスパンダ・ゲートの説明を普通にすると、もうついてこれない。コンプレッサ自体が何それ?状態なわけですよ。ものすごい時間をかけてPTでグラフと音を確認しながら進める教材を作ってみたんだが、それでもよくわからないみたいだ。まあバンドモノのミックスを勝手にPTでやらせている分には、それなりに楽しんでいるようなのでまだ可能性はあるとは思う。もう少し様子を見るか…(もう就職の時期だけど)

私のモノを教える技術不足と言うことかなあ…(´・ω・`)  まあ愚痴っす。