陳麻家

学校の近くに「陳麻家」があったので行ってみた。急速に全国展開している麻婆飯と担々麺の店らしい。

とりあえずその2つの代表メニューが味わえる担々麺セットを頼んでみた。一番のウリの麻婆飯は普通。特に不味くも旨くもないレトルトにありそうな味。担々麺は見た目が栄華楼風。味も似ているのできっとルーツは陳建民一門なんだろうな。肉味噌が甘くて多めなこともあって担々麺にしては辛さ控えめ。麺は乾麺のタマゴ麺のような食感がちょっといやな感じだが、ボディが軽めのスープとのマッチングはいい。ということで、まずまず( ゚Д゚)ウマー

でもまずまず( ゚Д゚)ウマー って書くと旨いのか不味いのか分からないな。まあまあ( ゚Д゚)ウマーだ。でもまあまあ( ゚Д゚)ウマー って書くと麻麻( ゚Д゚)ウマー って辛いから旨いみたいな印象を受け……ないよね。はい、そうですか。

でライセンス展開しているのがベンチャー・リンクって会社らしいんだけど「危険連鎖」って言う意味になるの分かって社名付けたのか? というのは(つ´∀`)つ、おいといて、加盟店募集のページを見てみると、なんかねえ、嫌みで悪いけど若造の文章だわこれ。狡猾さが足りないというか自分に酔っているというか…。事業内容がどうのこうの言う資格は私にはないけど、これ読んだら絶対申し込まないもん。(笑)たとえば

2  徹底したマーケティング

陳麻家を開発するにあたり、主要ターゲットとなるサラリーマンの心理状態や行動様式を徹底的にマーケティングすることで、その潜在意識に訴えかける「抑圧からの解放」というコンセプトを作り上げました。統計資料では、サラリーマンが昼食に求めているものは、「健康感」「手ごろな価格」「メニューバランス」でした。しかし、意識調査をさらに深堀したところ、「ランチにおいては健康を意識している割に、ジャンクフードを好んで食べている」という新事実がわかりました。つまり本当は、ジャンクな物への欲求を持ちながらも、「安全・安心・健康」などの食に対する社会的通念によって、抑圧されているのです。陳麻家は、食に対する抑圧から解放するというテーマでコンセプトを作っています。

まあ、「おい、飲食店やってるオヤジども、おれたちゃお前らと違って頭いいんだ。」と言いたいことは分かります。でも普通だったらジャンクフード喰ってるのは「価格」と「時間」が理由という結論にならないか?だから「ジャンクフードと変わらない値段設定で、安心で健康志向の商品を短時間で提供することを目標としています。」でいいんじゃね?食に対する抑圧を解放なんて大げさなことしてもらわなくて結構なんですけど。

陳麻家をはじめとしたライセンス事業では、顧客企業側には開業時こそライセンスフィーが発生しますが、以降のロイヤルティなどは発生せず、食材仕入なども基本的に自由であるため、毎月の経費負担は格段に軽減されます。

ふむふむ、なるほど。でも他の所読むと、

陳麻家で使用する食材の一部は、必ず本部支給のものを使用いただくことなります。

本部支給のPB商品以外の食材に関しては、お知り合いの業者から仕入を行なっていただくことは可能です。しかし食材によっては、メーカーや原産地が異なることで味にいちじるしく影響を与えるものがありますので、事前にご相談ください。

って書いてあるんだけど…。素人でも出来るとうたっているんだから結局自分で仕入れられるのはネギぐらいじゃないの?しかも本部の許可が必要だし。なんかライセンシー発行だけで「加盟店」という言葉もどうかとおもったんだが、これ実質フランチャイズじゃん。

と、さんざん文句を言ったところでもう一度食べにいこっと。(笑)