電脳接続昔話

おっさん世代はインターネットに接続するとき、「ピーーーーーヒョロロロロロガーガーキーンキーン」といった電話回線の信号音をいちいち聞いていた  …とかいう記事を目にするけど、「それ56kの音だからだいぶ後じゃん」と思ってしまうジジイであった。

最初に買ったモデムは確か9600だったかなあ…。ニフティサーブじゃ超高速モデムだったんだけど、接続料高いからROAD2に繋いで2400で通信してた。ダウンロード中に文字情報が読み取れる程度の速さだった。その後14.4kに買い換えた辺りで渡米したので、インターネットはアメリカが最初。接続にもの凄く苦労した分、繋がったときは嬉しかったなあ。 この時のモデムが28.8kのもの。

その後、ちょっとだけ36kのモデムの時代があって、56kに移行していくんだけど、当時X2とFlexがあって互換性がなくて泣いた。どちらかといえばX2のほうが優性だった気がする。その後V.90となって統一規格になるんだけど、U.S RoboticsとMacの相性が最悪で、ハンドシェイクはするんだけど、データ転送が行われないというのが多かった。(U.S Roboticsって今でもモデムメーカとして存在するのが凄いな。)

この形はいやというほど見た。

Mac用のモデムの専門メーカはGlbal Villageで、だいぶ前に買収されたので、もう既に存在しないようだ。墓場のようなページはこことかここにあるけど…

流石に端子がMacのモデムポート直結になってるだけあって、このモデムを使えばトラブルはほとんどなかったんだけど、安いモデムの倍くらいしたんだよね。Macがもう瀕死の状態の時代だったし…

この当時を知ってると、アップルがまだ健在なのに驚くわw

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