安保反対!肌色賛成!

安保、ごく一部で盛り上がってるね−。

12万人が反対デモとか、昔ならともかく今では嘘がばれるだけなのに、何故数字を盛らないと気が済まないのかねえ。

んでまあ色々な人がその嘘を検証しているけど、地下鉄の輸送能力に注目するとか、自分にない発想をする人たちがいるから、インターネットはやめられない。

まあだいたい今回よりもはるかに大きなムーブメントだった60年安保当時ですら、日本中が揺れていたわけじゃないし。

ところで、脳芸人こと茂木 健一郎がこんな事を言っている。

安保反対、肌色賛成!

街を歩いていると、いろいろ思い出す。脈絡がないのでふしぎだ。昨日も、新小岩駅からの町並みを歩いているとき、とつぜん、そういえば、子どもの頃、「安保反対、肌色賛成!」というコマーシャルがあったなあ、ということを思い出した。

なんか、カーニバルみたいなお祭で、みんな色とりどりの服を着ていて、肌を露出していて、それで、「安保、反対、肌色、賛成」みたいなリズムで練り歩くんじゃなかったか。小学校低学年の頃だったと思うから、きっと、1970年の安保闘争の最中か、その後あたりだったんじゃないかと思う。

なんか、懐かしくなったので、ぐぐってみたら、どうやら違うようだ。実際にあったのは、「暴力反対、肌色賛成」というコマーシャルで、安保ではなかったようだ。なぜ、そう思ってしまったのかというと、当時、ニュース映像で、「安保反対!」というのをよくやっていて、ごっちゃになったのだろう。(後略)

あれ?私も安保反対のほうで覚えているんだが…しかもかなり強力に…。逆に暴力反対ってのは全然しっくりこないし聞いたこともないぞ?

この芸人さんのカン違いじゃないかとも思ったんだが(ちなみに同学年w)さすがにフジカラーという大企業のCMで「安保反対」とはないだろうし、自然発生的に流行したもじりなのかもしれない。それを大人が面白がって言っているのを当時子供だった私たちが記憶したって事かな?

いずれにせよ、安保反対運動が一般的には冷ややかにとらえられていたから、デモに似せたCMが作られ、言葉をもじって遊ばれていたということだと思う。70年安保でもそうだったって事だ。

で、この芸人さんは最後にこんな事を言っている

ところで、「安保反対、肌色賛成!」じゃなかった、「暴力反対、肌色賛成!」をつくったCMクリエーターは、勇気あるというか、イケていると思うし、それをつくったスポンサー、放送したテレビ局、みんなイケているなあと思う。今の日本にそういうクリエーター、スポンサー、テレビ局はいるかあるか。

いや、現在それをやったら、あんたのお仲間達が「肌色とはなんだ!差別だ!」って言い出すやんw

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