車掌車

小さい頃、踏切やホームで貨物列車が通過するときに、「ワム・ワム・ワラ〜」と貨車の名前を読み上げていくのが好きだった。まあ大体が「ワ・ワム・ワラ」と「タキ・トキ」当時はまだ多かった冷凍車の「レ」ぐらいなんだが、たまにレアな「ツム」とかがあるとテンション上がった。(コンテナ車は当時それだけの編成が多かったのでコキばかりでつまらなかった。)

そして最後に付いてくる「ヨ」、車掌車がお気に入りだったんだが、ちっちゃいのとでっかいのがあって、ちっちゃいのは狭くてかわいそうだななんて思っていた。今考えると小さいのは8000系


大きいのはたぶん5000系だったと思うんだが、(画像はどちらもwikiより)

居住性はストーブ標準装備でトイレも装備している、ちっちゃい方が数倍優れていたらしい。(まあエアコンは付いてないけど、常に風が当たってる状態だからそう暑くはないはず。)

でもまあ、私がキラキラした目で車掌車を見ていた時代ってのは国鉄の最悪の時代。遵法闘争で上尾事件首都圏国電暴動が起きる少し前なので、監視の目の届かない走行中の車掌車の中は治外法権だったんじゃないかなと予想。もちろん真面目な人も多くいたんだろうけど、エロ本読んでたり、飲酒や居眠りなんか普通にしていたんじゃないかと思う。

今自分が車掌車勤務だったら、ノーパソとWiFiルータ持ち込んでネット三昧する自信があるわ。

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