えれくとろりふぃしえーしょん

高校辺りまでは結構な電気工作少年だった私。当時の二大派閥「ラジオの制作」と「初歩のラジオ」では、「ラ製」派だった。また当時元気だったCB(アマチュア無線)系のRF(高周波)とオーディオのAF(低周波)ではAF派。AFといっても決して風俗のオプションではない。

つまりまあ、アンプとかスピーカをちまちま自作するような少年だったわけだ。とはいっても貧乏中学・高校生のこと、高価な部品などはそうそう買えず、親戚に分けて貰った古い部品や、廃棄テレビからの部品などを組み合わせて、実用性の低いモノばかり作っていた。

当時はさすがに真空管は過去のモノになりつつあったんだけど、貰ったり拾ったり出来る部品は真空管回路用のものが多かったので、作るものは真空管系のものも多かった。真空管でアンプを組むと、300V程度は普通に使う。最初からまともに動けばいいんだけど、素人設計+素人配線なので設計ミスやら配線ミスがやはり起きるので、電源を切ってから、配線をやり直したりする。そのうちつい電源を入れたままとか、コンデンサが放電しきらないうちとかに触ってしまうことがあるわけさ。

んでまあ感電するんだけど、まあ死ぬような電流ではないとしても、雲の切れ間から天使が顔をのぞかせるくらいの衝撃はあるのよ。

「くっ…」と低くうめいて左手で右手首押さえてうずくまる様なんか、邪気眼発症中の厨二病そのものだったりするんだが、当たり前だけどその衝撃は結構なトラウマになって、この歳になっても静電気の衝撃なんかも必要以上に怖い。

んでなんでこんな話したかというと、今日AC100Vのホット側に素手で触るという失態をしでかして、久しぶりに感電。しかも歳のせいか1秒くらい何かの痛覚と勘違いして感電に気づかないというね…('A`)

 

ええ、久しぶりの邪気眼です。狭いところの作業で汗だくだったのでそれなりに来ました。

なんか大天使っぽいのが降りて来ようとしたので、お引き取り願っておきましたけど。

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