主題歌が今日のネ申に与えた多大なる影響

何かの拍子に昔のアニメやヒーローモノのOP曲を聴いていたんだが、当時のプロが子供相手に本気で作った曲が多いので、大したセンスはない私の音楽のルーツとなっているモノが沢山ある事に気づく。

まず容赦なくメロにシャープ・フラットを入れてくる事。

鉄人28号

いきなり提供ロゴの最後のグコが半音進行。Aメロすぐに「ビル〜」がソ#、続く「夜〜」そしてサビにさりげなく「にじゅうはち号」でミb。続くDメロで「手をにれ正義のみた叩きつせ」でファ#。「あき」でド#とミと本当に容赦がないw

 

さりげなく入れるパティーンでは、たとえば

 

魔法使いサリー

シンプルに自然短音階なんだが、2カ所だけ「ふしぎな力でまちじゅう」と「まほうつかいリー」の部分だけソ#を使っている。

 

ミラーマン

これは一カ所だけ「朝焼けの光の中」がファ#アメリカ国歌にも出てくる音だな。

 

マグマ大使

「アースが生んだ正義のママ」の半音進行と、「地球の平和を守ため」のところにミbが使われている。

 

妖怪人間ベム(1’00”から)

「おれたちゃ妖怪にんげん」「獣のようなこの体」がレ。おそらく私が最初に意識したブルーノートだと思う。ジャズのリズムもこれが最初かも。

他にもいろいろあるけど、極めつけはやっぱりこれ。

 

ゲゲゲの鬼太郎

メインは「ゲゲゲの」のレなんだが、「試験も何にもない」の所が全部半音という凄まじさ。上手いのはその前に事とストリングスの音でミファと弾いて、旋律短音階にしれっと変えている事。理屈づけをするならその後の「試験も何にもない」でラとファの間で下降と上昇をするから、どの音が出てきても経過音としてOKって事なんだろう。

いかん、半音の事だけで長くなってしまったので、いずれ続きは書く。

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