日本武尊って、20回もキーを叩くのに4文字に変換されて損した気がする。

相変わらずの弱腰外交に、昼間からビールの日々なんだが(←関係ない)

そういえば、40万人とも60万人ともいわれる民間被害者を出した、日本本土空襲の首謀者カーティス・ルメイに、戦後わざわざ勲章を与える国だったことを思い出したよ。こいつが指揮を執っていなかったら、名古屋城だって燃えずにまだ存在したはず。

鬼畜な性格だったらしいが、まあ彼は彼の立場に則り任務を遂行しただけだから、個人的な恨みはない。けれど自衛隊の教官に抜擢された時点でもう国としてはおかしい。昭和天皇が授与を拒否されたのが唯一の救いか。

 

…とまあ、こんな事を思い出したのも、終戦からたった2日の67年前の今日、日本で始めて1000円札が発行された日なんだよな。

あれ?あんな焦土で紙幣印刷なんか出来るわけがないよなと思って調べてみたら、もともとは戦中・戦後のインフレ対策で4年前の開戦の年に印刷は済んでいたらしい。それで日本銀行に死蔵されていたモノを使ったって事らしいんだが、日本銀行の金庫半端ねえな…と思ったのが、鬼畜ルメイを思い出した理由。

既にインフレになっていたにもかかわらず、現在の価値で50万円ほどの高額紙幣だったらしい。いかにも高額紙幣然としたデザインと、日本武尊がカコイイ。

その後聖徳太子の時代を経て、私たちの世代が一番千円を感じる伊藤博文の千円札になる。

昭和33年に一万円札が出るまでは最高額の紙幣だったわけで、当時絶好調だったバンドメンは、ボストンバッグにギャラのこの紙幣を無造作に詰め込んで、夜の街に繰り出していったそうな。私の子供の頃のお年玉は、これが何枚入っているかが勝負だったなw

んで、次にこの夏目漱石に変わる。この千円札期間が短かったようなイメージがあるんだが、どちらも約四半世紀の流通だから、期間は一緒。まあ子供の頃の千円と今の千円じゃ、主観的にも客観的にも価値が違うから、イメージに残りにくいんだろうな。

それよりも現行の野口英世の千円札がまだ8年目ってのがちょっと意外。