給水塔萌え
パチンコの日ではあるんだが、名古屋市の日でもある今日は、合計4カ所の給水施設が一般開放される日。それがまあ生活エリアに近いところばかりだったので、引きこもりのくせに出かけてみた。車に自転車積んで気合い入れていったんだが、全箇所駐車場がないにもかかわらず、違法駐車せずなんとかなった。
まずは鳴海配水塔。昭和58年完成の比較的新しい配水塔だけど、徳重近辺をうろつく人はその巨大なチェスのコマのような存在に気づいているはず。
なんか科学特捜隊っぽい建物なんだが、これだけで緑区ほぼ全域の給水を賄っている。
入れるのはくびれの部分の高さまでだけど、元々丘陵地に建てられているのと、基本田舎なので見晴らしは良好。
次に東山給水塔に向かう。今回のメインと言える歴史的建造物。
案内が悪いせいでずいぶんと炎天下を歩くハメになってしまった。
やっと入り口。
やはり昭和5年の建物は時を経て風格さえ感じる。
中は5階建てになっていて、途中の階にはパネル展示がしてある。当たり前だけど、当初はツタも絡まってないし、近くに建物もない。
最上階の見晴らしは良好。なぜか窓が開いていなくて、とても暑かった。
これがタンクの下部。
近くで見れば巨大だけど貯水量はたったの300m3で、さっきの鳴海給水塔が上下合わせて10,000m3あることを考えると、まあシンボルとしての意味合いが強い。(それでもリットルになおせば30万リットルという結構な量なんだけど)
キャラなのかハロウィンなのか分からない安普請の着ぐるみが置いてあったり…
駐車場まで歩いて行くと、途中に第一軍戦死者記念碑があるので、軽くご挨拶。
しかし、荒れっぱなしだなあ。英霊に失礼じゃないかと思う。
もともとは栄(武平町)にあったものを移転してきた。最下部の棒状のものは本物の大砲。
水分補給の後、平和公園のアクアタワーへ。墓地のど真ん中というか、がんセンターのウラというか、いつの間にか出来ていた建物。
パンフレットなんかだと、こういう感じで銀色なんだが、
実際に行ってみると、ウンコ色をしている。
まあ平成14年に出来たので、まだまだ綺麗だし、ここは年中無料で展望台に上ることが出来る。
エレベータに乗ると、既に訳が分からない。
中4階?しかも3階の下に?
ってか、3階ってレベルじゃねえぞ。高所恐怖症なめんな!
展望台は殺風景で本当に何もない。定番の双眼鏡とかぐらい置いておけばいいのにとか思うんだが、まあ観光スポットという扱いではないんだろう。
当然だけど景色は絶景。
さて最後の猪高配水塔へ。
鳴海給水塔の次の年に出来た。コンビニに売っているソフト風アイスクリームみたいな形だが、こちらは外見通りにタンクがあるわけではなく、カップの部分のみ。
そのタンクの最下部を取り巻いている部分までが開放されている場所なので、ここも出入りできるのはそれほど高い場所でははない。
景色はそれもあって一番つまらない感じ。
ということで、隣にある変電所に萌えながら終了。
滞在時間が短いのでざっと2時間半で巡回完了。
それぞれでもらった水道水のボトルが4本。わざわざ冷やして飲むまでもないし、まあ災害用備蓄って書いてあるからそれとなく放置しておこう。
次回の公開は春分の日です。