卒業公演

学校のミュージシャン学科の卒業公演にいってきた。まあ多少見ている方がこっぱずかしかったりもするんだが、「観てもらおう」というのを強く感じて、学校の卒業公演としては非常に良かったんじゃないかと思う。自分が二十歳の時にあそこまで出来たかどうかは微妙だし。

音響も頑張って、ありがちな「マイク何本使うんじゃボケェ」に上手く対応していたし、幼い音ながら音楽的に上手くやっていたので、こちらも及第点だろう。田舎の個人PAよりはよっぽどまともな音を出していたし。

ただこの学校は照明が…ごにょごにょ。学生は一生懸命だし、よく頑張っているんだけどね。授業はないけど私も含め、教える側が一番大事なことを伝えられていない気がする。客が観に来ているのは舞台ではなく出演者。演出すべきは光ではなく音楽。とてもシンプルなことを…