Judas Priest

行ってきましたJudas Priest。前回来日の時にチケット買っていたのにコンサート自体を忘れてしまうという大失態をやらかしたので、還暦過ぎたおじいちゃん達がいつまでも来日するわけではなかろうと、今度はちゃんとクソ高いチケット買って行ってきました。 自分でお金払ってホールに見に行くのって1985年のディープパープル以来じゃないかと思われ。

元教え子(本人は私のことを舎弟と思っているようだが…)が主催の会社に出入りしていたので、チケットとってもらったんだが、そのせいか名古屋市公会堂で「け13」というほぼベストシート。(ど真ん中の9列目)周りを見回してみたんだがチケ代のせいかバンドのせいか客の年齢層高し。

それでもやっぱりジューダスは素敵です。メタルなのにヨコ乗りができる唯一のバンド。ロブはもう以前のカミソリのような声は出ないけど、相変わらずの低域での説得力だし、グレンティプトンの無意味に右手の小指でボリュームをいじるのも相変わらずかっこいいし、KKは来月で57歳なのに飛び跳ねてるし相変わらずフライングVがお似合い。スコットトラビスは若造のイメージだったんだが、それでももう私と同じ年。それであの「いい意味で円熟味のない」どたばたドラムは見事。個人的には前任のデーブハロルドの、見ている方が肩の凝るかちかちフォームのシンプルドラムのほうがすきなんだけどな。w

いや、そんなメンバー誰よりもベースの人が好き♪

…いや、知ってるよ、イアンヒルな。色々とできるのに7フレット以上は絶対に行かない8分音符の鬼刻みは超かっこいい。どんなでかいステージでも上手袖から5mの奥の方で黙々と独りよがりなアクションで弾いている姿は、冗談抜きにあこがれる。今回のライブでも、シンセベースが入る曲では音カットされていても誰も気づかないような音量だが、イアンヒルにはマニアックなファンは絶対多いはず。