夢のCD

夢のCD:ガラス製「音」劣化しない 1枚9万8700円

 

久々にオカルト臭ただよう香ばしい記事。

 

ガラス製の音楽CDが世界で初めて開発され、発売された。音のゆがみがなく、音質も劣化せず、デザインも美しい“夢のCD”だ。試聴した音楽評論家らからは、実際の演奏通りに聞こえると、驚嘆の声が上がる。

まずこの文章書いた奴は句読点の使い方を勉強し直してこい!

 

音のゆがみって歪み(ひずみ)のことか?まあ読み方の違いにはいいとして、音質が「劣化」しない?劣化というならデジタル化した時点で劣化しているぞ?それともデータの再現性に優れるということを言いたかったのか?

 

実際の演奏通りに聞こえる?

 

それはひょっとしてギャグで言っているのか

 

もしそうだとすれば、CDのフォーマットを考えた人とエンジニアの勝利であってガラスの功績じゃないと思うんだが…

 

手作りのため1枚9万8700円(税込み)と高いが、開発者で発売元のN&Fレーベルの録音家、福井末憲さん(60)は「孫子の代まで大事にするCDを作りたかった」と普及に期待している。

手作り?( ゚Д゚)ポカーン 彫刻刀でビット孔彫ってるのか?? 少数ロットだから記録面は普通にCDRってこと?それで等価で5000枚のコイン取るわけ? しかも孫の代には絶対CDプレーヤなくなってるだろうし…

 

福井さんは、録音信号のチェックに使われていたガラスの優れた物理特性に着目。

音響屋はそこそこやってきたつもりだが、録音信号のチェックに使うガラスって見たことないんだが…

 

CDは盤に張られた情報をレーザーで読み取って音にするが、現在のプラスチックの盤は透明度が完全ではないため読み取りも不完全。また日光や高温でもわずかに曲がり、音質が劣化する。これに対し、ガラスCDは完全に透き通っており、温度や湿度変化を全く受けないため、いつまでも同じ状態で聞ける。

透明度といっていると言うことは、反射層ではなくて保護層のことを言っているんだよな?確かにガラスは液体だが、プラスティックより変形しにくく透明度は高いだろう。でも、保護層の表面でレーザがあたる範囲は約直径1mm。これが読み取り不能になるほど通常の使用でプラスティックは変形するか?もしそうなら、夏車の中に置いてあったCDはケースに入らなくなるんだが。(CDをぱちっとはめる中心の部分、ケース側は外側膨張して大きくなるし、CD側は内側に膨張して小さくなるはず。)それにCDでは問題にならないがガラスの表面って傷だらけだぞ?

 

てか、それ以前に音質が劣化するというのはエラー補正が間に合わなかったと言うことで、かなりひどいC2エラーが起きていると言うことだよな?どれだけ傷だらけの板の話をしているんだろう…

 

さらにメディアが重くなることによってCDが板をドライブしきれなかったり、微妙な重さの偏りで回転ムラ起こしたときの悲惨さはプラスティックの比じゃないんだが…

 

音楽評論家の諸石幸生さんは「数が増えれば価格も下がるだろうし、オーディオ・メディアが様変わりする可能性がある」と話す。

断言しよう、「ないわーーー。」